第28回 再発者のみ


場所:聖マリアンナ医科大学ブレスト&イメージングセンター内研修室

日時:2011年6月25日(土)11:00~13:00

職員参加者:今井看護師

患者参加者:4人

参加費:¥500.


再発者限定としたことで、いろいろな捉え方があるだろうなと予想はしたものの、その通りの展開となった。

最近は早期発見早期治療を訴えているせいか、その後の再発となるものも少し違うように思う。

トリプルネガティブだという。局所再発。化学療法なし。他は60代。人生に対する思いも当然重みのある表現。一方彼女は子育てがもっとも忙しい時。

ここのバランスを取るのも大変だと思うものの、私自身が長い間トリプルネガティブだと思ってたこともあり、それまでのことを伝える。

果たしてこれでいいのか。。。と言う思いもあるが、こういうこともあるのが現実。

子供達がとても活発。これを見ているおばさま達の反応も面白いというか、ギャップがありすぎだなあ。。。

 

帰り際に男の子にお母さんは病気だから助けてあげてね。。。と言うと妙に神妙になった。お母さん曰く、がまんしていたのだと言う。(入院中とか)

彼に「がんばったんだ?大変だったの?」と言うと「うん」と。

「そうか。。。大変だったね」と言うと「うん」と。会話がちゃんと成立とした。

子供なりに大変なことを経験して子供なりにがまんの時があったのだと思う。

暴れ回っていた子供もそれなりに一人前に扱わないとね。。

 

2歳の女の子には、ピンクの大きなリボンの髪留め。

男の子にはブルーのボンボンをあげた。よろこんでいました。

大変な一日でした。

 

悩みは75歳の実の親が協力的ではない。何をしたらいいのかわからないかと思うのでこちらの要望を伝えてはどうか。。。手を出していいのかどうか悩むのではないかと思うので。

 

 

文責:古山惠子