2017/9/19(火)

台風18号が通過してさわやかな日です。

 

先日9/8(金)に、ある方のお見舞いに行って来ました。

彼女は乳がん患者です。長いこと一緒に走ってきた方です。

一時は私達の会にも参加していました。あるときから離れてしまいました。

今では会員ではありません。ですが患者仲間であることには違いないと思っています。

 

数日前から何となく彼女のことが気になって仕方ない状態が続き、かといって誰からも何の連絡も来ません。だったら、自分で連絡しようと思いました。

電話をしたらご主人が出られて、入院中とのことでした。

 

お話はできるとのことで、ちょっとしたお見舞いを持って行きました。

3月には抗がん剤を止めるとのお話は聞いていました。5ヶ月ちょっと経っています。その間に娘さんの出産の面倒をみたいとのことでした。

かわいいお孫さんがお見舞いに来ていました。

数日前にどうにも具合が悪くなり救急で聖マリに入院したとのことでした。

 

自宅での療養生活も考えてその手配も済ませていたようでしたが、結局はホスピスへの入院を考えたようです。

今後はそちらへ移るとのことでした。

自分で決めたの?と聞きましたらそうだということでした。

(井田病院ではありません)

 

人は一人ひとり置かれている環境が違います。

彼女なりに考えてそのように決めたように思います。

彼女はその場にあっても、生きることをあきらめていないように感じました。

元気になってくれるといいと思います。

 

今まで長いことやってきたので、先に逝った患者さんはたくさんいます。

病院で最後の数ヶ月を過ごした方もいます。以前はそんなにうるさくなかったのか?状態が違うと思うので一概には言えないと思いますが。。。

ご自宅の近くの他の病院で最期を迎えた方もいることでしょう。。。

ホスピスを選んだ方もいます。

最期の最期までご自宅で過ごされた方もいます。彼女は抗がん剤治療のボトルを身につける治療をしていました。それだと24時間とか36時間?とかの治療ができるみたいです。すごい精神力だな~と思います。しかもひとり住まいでした。

心筋梗塞にも会われて、その時は救急車を自分で呼んだそうです。(違う病院にお世話になっています。)

最期のその時もそうだったのか???入院は半日だったそうでお世話になった病院で亡くなりました。

 

予定は未定で自分が思ってもそういうことにはならなかったりします。

思ったところを生きて欲しいと思います。。。

 

私は、もうだめかも???と思いながら今年の春で16年です。

17年目を生きています。わからないものです。。。

 

文責:古山 惠子

 

Ps.

先日お見舞いに行った彼女は本日2017年9月19日本院にて亡くなられたとお知らせを受けました。

どうしても会いに行かなくてはいけないと感じたのは、虫の知らせ?だったのでしょうか?

(よくよく考えてみるに、虫の知らせというよりは、もっと強い念?のようなもので呼ばれた気がしました)

彼女は12年間、乳がんの抗がん剤治療を受けたそうです。

ご冥福をお祈りいたします。