ヨガ教室 多摩市民館 2019(令和1)/6/13(木)

ヨガ教室:多摩市民館5F和室 13:00~16:00

講師:遠藤夏美先生

参加者:会員4人、非会員4人


ヨガについては、マリアビバーチェとしては過去に2003年11月9日に初めて開催しています。看護師長としていらした方がヨガのインストラクターの資格を持っているとのことで、私たちは初めて体験しました。

それから、2007年始めの頃まで患者会が開催されたときには、始めの20~30分くらいに必ずヨガを行っていました。

以前は1年に3~4回くらいの開催だったので、10回くらいをやってきていると思います。(看護師長がほかに移動されたのでその後やっていません)

看護師長は長谷川さんと言う方でした。

私たちに指導してくれたのは、主に呼吸と瞑想という内容だったと思います。

患者だったと言うことと、広い部屋ではなかったので机に座ってでもできる内容でした。

この時のヨガは、お互いをいやす働きがあったように思います。

二人一組になって、肩に手を置いて相手の温かさを感じるような内容だと思いました。心が通いあう感覚もあるかと思います。

 

このような体験をしてきていたので、私としてはもう一度ヨガを患者会で取り入れたいと思っていました。

今回、遠藤夏美先生とお会いすることになり、お願いすることとなりました。

遠藤先生には始まる直前にこれまでの簡単な経緯をお話しました。

深く心の中に入っていくような感覚があったので、そのようにお話ししましたが、遠藤先生には遠藤先生のやり方で自由にやってください、と伝えました。

 


みんな、真剣にやっています。

初めての割には意外と形になっているように思いました。

目は瞑らわなくてもいいのですが、なぜか、みんな目をつむっています。

穏やかな空気が伝わってきますね。

 

先生の説明を聞いています

せっかくヨガをやったと言うことで、お隣の人と手を合わせています。

ヨガはつながるという働きがあるとのことです。

前の列、ひときわいい姿勢をしているのが遠藤先生です。

カッコいいですね。。。

(私は今回はカメラマンに徹したので写真はこれしかありません^^)

 


終わった後でみんなでおしゃべり会。

ヨガの感想などをお話しました。

 

 

 

少しでも様子が伝われば嬉しく思います。

 

遠藤夏美先生はヨガ指導歴11年

ジャズダンス指導歴22年 大人やお子様たちの指導を長いことやってきています。

ほかに漢方養生指導士の資格もお持ちです。

そのような先生なので、今回は漢方の考え方、気・血・水と体質別の区分けや

ヨガのサンスクリット語による説明がありました。

ヨガはインド発祥

漢方はもちろん中国

同じようでいて、実は違います。

日本人は意識の中で一緒に考えているところがあるように思います。厳密には違います。

 

体質の区分けでは

気虚:寒がり・風邪を引きやすい・息切れしやすい・多汗または無汗・食欲がない。

 

気滞:緊張しやすい・咽がつかえる(ゲップがよく出る)・お腹が張る(PMS等)・イライラしやすい・気分が不安定・暴飲暴食

 

血虚:乾燥肌・物忘れ 不安になりやすい 不眠・立ちくらみ・しびれやつる・便秘・目の疲れ 爪がもろい

 

淤血:シミやあざができやすい・冷え のぼせ ・肩こり 腰痛・顔色が暗い(唇や舌が紫)・同じ部位が痛む

 

水滞:身体が重だるい・むくむ(雨の日に調子が悪い)・吐気やめまい 耳なり・関節のこわばり・胃腸が弱い・頭痛

 

 

(遠藤先生のプリントより)

 

自分がどれに当てはまるのか?

皆さん、どれも一つづつくらい当てはまりこれだとは決められない、と言うような感想がありました。 


遠藤先生は乳がん患者でもあります。

非浸潤でホルモン治療を断っているそうです。

聖マリでは例え非浸潤でもホルモン剤を処方しているようです。

(病院によっては、処方されないところもあるのではないかと思います)

がんは生活習慣病との考え方によると思われます。

気になったのでホルモン剤を断ったことにより、何か気をつけましたか?とお聞きしたところ、食べ物など全般的に変えたとのことでした。

過去の自分の生活を反省して、変えたと言うことでした。(私と同じ)

笑いながら、お話しされたのでご自分の中で反省し克服されたように感じました。

 

遠藤先生は、術後、モンドール病と言うものになったそうです。

筋が突っ張って大変だったそうです。(お腹の辺りから腕まで)

お仕事が身体を動かすお仕事なので、大分あせったようです。

1か月も安静にしていれば治るとの説明でその通りになったと言うことでした。

 

モンドール病:1939年 フランスの外科医アンリ・モンドールの名前に由来するそうです。

乳房や前胸壁の浅静脈の血栓性静脈炎のこと、とあります。

乳腺を扱っているベテランの医師であればわかるものらしいです。

術後の副作用かと思ったのですが

それが乳がんを疑うものともあったので、よくわかりませんでした。

すぐに治ったのでよかったと思いました。

気になった時には受診したほうがよさそうですね。。。

 

おしゃべり会時に再発された方がいらして、その方が治療を弱いものに変えたらマーカーが下がったと言っていました。

気になったのですが、詳細はお聞きしていません。。。

 

私は夜になったら

普段、動かしていないところが少々痛かったです。。。

皆様、大丈夫だったでしょうか?

(翌日は痛みはなくなりました)

遠藤先生のヨガ 第1回 

続けていけたらいいと思っていますが。。。

 

ご意見等ありましたらよろしくお願いします。

 

文責:古山惠子