2月7日 がん患者情報交換会に参加してきました。
初めに北里大学の佐々木治一郎先生による、がんゲノム医療とは?について講演が行われました。
前日に一般社団法人「神奈川県がん患者団体連合会」(神奈川県がん連)の設立総会?が行われたそうです。
講演内容は全く同じものだったそうです。
私たち、マリア・ビバーチェとしては、1月の定例会(おしゃべり会)の時に
その設立についてのメールが入って来て、その時のメンバーにこのような会に入らないか?というメールが来たけれどどうしますか?と聞いたら
即座に入らないと言うのがその時のメンバーの一致した意見でした。
その時点では、どのようなものになるのかわからないのだけれど、あまりに難しいような名称には多分、拒否感を示すように思います。
政策に影響を及ぼすような団体のように思います。
講演内容ですが、ゲノムなどというのは日頃あまり出会わない言葉のように思いますが、がんというものが遺伝子レベルで解析されて未来に影響を与えるものだと言うことぐらいは伝わってきました。
先端の部分では、稀少がんは詳しく分析されてデータとして蓄積されていくシステムが進んでいると言うように思いました。取りかかりはそれからやっていきましょう。。。と言うことのように思います。
前回UICCでがん細胞はどんな人でもひとり一人違うものなので、それを追求していきましょう。。。と言うのがこういった形になって発展していくもののように感じました。
ゲノム?がんはある程度原因が分かって来ている。と言うことでした。
この佐々木先生は専門が肺がん?なのでしょうか?
私たちは乳がんなので、ちょっと遠いイメージがありました。
双子の人間の環境や遺伝子など調べて、何が一番影響を与えるのか?辺りが研究されているそうです。
その割合を聞いたものの、遺伝子そのものもそうですが環境要因が強いなあ。。。と感じたのですがどうでしょうか???
その人の体質の問題も指摘されていました。
体質は、その時々の環境要因が影響を与えてくるように感じているので、もちろん持っている例えば白血球値などはそれぞれの限界値があるように思うのですが、その人間が置かれている環境要因は大きいように思ってしまいます。
一人の人間でも栄養や悩み、ストレスが高いと途端に身体に影響を与えるでしょう???人間は機械のようには行かないように思います。
それが免疫として影響を与えるのではないかと思います。
ゲノム。。。果たしてどこまで影響を与えるのでしょうね。。。
もちろん、いい薬が出来るのはいいことだと思います。
そればっかりでは、成果を出したり出さなかったりするんでしょうね。。。?
私の理解がどこまで乏しいかは分かりませんが、計算通りには行かないんだろうなと言うことを感じました。何かがひっかっかっていたように思いますが、そういうことかもしれないです。。。
がん細胞はいくらでも状況次第で変化する。。。と言うことだと思います。
私自身のがん細胞が初発時の細胞と全く変化したので。
(難しいことは難しいことをやっている先生方にお任せします)
(データベースはがん細胞のデータベースだと思います。がん細胞の収集)
患者会情報交換会は前日の社団法人との違いを明確にしたいと思いました。
もちろん、政策は大切なことだと思っています。
直近の話題は、オンコタイプDXの保険適用だろうと思います。
各病院でそれを実際に使っている病院と使っていない病院は、知識の面で大きな違いが出てくるように感じました。
出来れば、せっかく作った社団法人でそれを可能にしてくれればいいと思いました。(今のところ、保険適用ということには発展しないだろうと言うことだったので)
後は先生方が製薬会社から頂いている謝礼金の問題ですね。。。一覧表が作られたそうです。逆に堂々と流通するようでは患者としては困るでしょ?
お金が渡ってお薬をどんどん処方すると言う流れになる訳ですから。。。
もらっても知らんぷり(^^;すればいいじゃんね~。。。言わなきゃわからないでしょ?分かるようになっているか?
そういうところが問題なのでしょうね。。。?
失礼致しました。
海外の事情も知りたいものですね。。。
もしも、日本がその傾向が強いと言うことはそう言う土壌が問題なのでしょう?袖の下が通りやすいと見られていたら。。。情けないですね。
アメリカの医師が抗がん剤は必要ないでしょう。。。と患者に言うときが一番安心する幸せだと言うようなことをテレビで言っていました。
医師というもののその姿勢をみたような気がしました。
文責:古山惠子