第12回がん克服シンポジウム 神奈川県民ホール


日時:2017年平成29年2月11日14:00~16:30

場所:神奈川県民ホール 小ホール

テーマ:女性の健康とがん

主催:がん克服シンポジウム 実行委員会


2020年7月21日 9価ワクチンが承認されたそうです。

女性のみならず、男子への接種への要望が出されているようです。

HPVとはヒトパピローマウイルスのこと。

子宮頸がん.肛門がん.中咽頭がん.陰茎がん.

ワクチンは、こういう種類のがんの予防に役立つもののようです。

世界20ヵ国ぐらいの国でワクチン接種が行われているそうです。

 

今までは

・2価ワクチンHPV16・18

・4価ワクチンHPV16・18・6・11 

 

9価ワクチン

6・11・16・18・31・33・45・52・58.

大分、研究が進んだ結果のように思います。

 

今現在は、個人の裁量に任せられていると言うのが現状のようです。

費用は公費の助成があるように思います。

 

公益社団法人日本産婦人科学会のホームページを参考にしました。

詳細はそちらをご覧ください。

(接種する場合は、医師に相談の上、お願いしたいと存じます。)

 

文責:古山惠子

 


 

皆さんへ

 

 

 

昨日は、先日から呼びかけていた

 

かながわ健康財団企画の

 

12回がん克服シンポジウム

 

女性の健康とがん

 

に行ってきました。

 

 

 

・三原じゅん子氏のお話

 

・上坊敏子先生の講演

 

   子宮がん  卵巣がん

 

・山本香奈恵先生の講演

 

   リンパ浮腫

 

 

 

三原じゅん子さんは患者としての立場からのお話でしたが

 

あまり詳しくはなかったです。

 

患者としての体験の部分がもっと詳しくてもよかったのではないかと思いました。

 

 

 

上坊先生のお話は

 

とても面白かったです。

 

・子宮頸がんの原因はヒトパピローマウィルス

 

150種類がある。

 

その内約15タイプが発がんに関係する高リスク型。

 

今話題になっている子宮頸がんワクチンは、その内の1618型の感染しか予防出来ない。

 

既に感染している人には治療効果はない。

 

(ワクチンを接種しても、検診は必要)

 

 

 

このような内容でした。

 

 

 

・子宮頸がんの危険因子

 

性交経験がある。

 

喫煙

 

免疫抑制状態

 

検診を受けてない。

 

 

 

問題は

 

ワクチンか検診か?

 

感染している人には効果がない。

 

感染しているかどうかは

 

調べるとわかる。

 

性交経験があるからと言って

 

感染しているとは限らない。

 

(自然に排除されたりする)

 

実際に子宮頸がんとなるのは

 

10年ぐらいかかる。

 

(その前に前癌状態で見つかるといいですね?検診?)

 

 

 

・自治体によっては

 

検診を受けて感染しているかを調べるところもあるそうです。

 

感染してたら頻回な検診が必要になると言うことでしょうか?

 

感染していなかったら

 

ワクチンを接種出来る

 

と言うことのように思いました。

 

検診とワクチン接種は公費の助成があるが、感染しているかどうかの検査は自費になるでしょう?

 

 

 

また

 

女性のみならず

 

男性のワクチン接種でも予防になるようです。

 

 

 

と言うようなお話でした。

 

もしも高校生だったら?

 

検診を受けて感染がわかったら

 

あら?経験あるの?

 

と言うことになるようですよ。

 

検診でも

 

ワクチンでも

 

微妙ですね?

 

 

 

だから

 

感染したとしても

 

検診を受けて

 

その後癌とわかったとしても

 

早く治療を受けて

 

その後ウィルスがいないとわかったら

 

ワクチン接種を考えてもいいかもしれないと言うようなお話でした。

 

その間

 

何年か考えないといけないようです。

 

 

 

子宮体がん

 

卵巣がん

 

は別の機会に。

 

 

 

なお、副作用に関しては

 

昨日のお話では

 

10万人に1人ぐらいなので

 

もし、そうだとしても

 

紹介先がありますと言うことでした。

 

 

 

リンパ浮腫についても

 

あまり目新しいことはなかった感じですが、これについても後日。

 

 

 

古山惠子

(メーリングリストと同じ内容)

がんをやって来たものとしては、津久井やまゆり園事件を通してどのように今後、推移していくのか見守り続けて行きたいと思っています。

文責:古山惠子