先日の福田先生の勉強会(6/12)はとても内容の濃いものだったと思います。
2018年ASCOでオンコタイプDXの中間リスクについての臨床試験の内容が発表されました。
「ホルモン剤治療」と「ホルモン剤と抗がん剤治療」の比較については、同等との内容に少し驚きました。
ホルモン剤の効き目が確かなものだと言うことがわかったように感じました。
抗がん剤は細胞が活発に動いているときに効果があるという説明をお聞きしました。
ホルモン剤の威力については、過去にⅣ期でわかった患者さんのことを知っていたのでそれを聞いてすごいと思っていました。
彼女はご自分で本も出版されているので、多少ここで書いても差し支えないと思いますが、がんの進行がすごくて指で掘ったことがあったそうです。
それがタモキシヘンを飲んだところみるみる塞がって行ったと言うことを聞いていたので、そうなんだ。。。と思ったことがあります。
マリア・ビバーチェでは過去におしゃべり会でホルモン陽性の治療において個々に違いがあって、とても困ったことがあります。
同じような年齢や身体の状態において、それぞれ違うと同じクリニックに通っていてどうして違うんだ???ということがあります。(2012年9月20日、第38回、ホルモン混乱状態)
あちこちから先生方が集まった状態だったので、ここは私立大学の付属病院ですが、それまで経験したことのないことが起きたと思いました。
それだけ医師の考え方はいろいろだと言うことだと思いました。
それぞれの医師の考え方があるんだろうな。。。と思います。
その時は福田先生にお話してその場をおさめたと思います。
ASCOでの発表はホルモン剤治療単独での結果がよかったので、そのことが証明されたような気分を味わいました。抗がん剤は条件によっては気にしなくともよい。。。もちろん、必要な方には必要だと思います。
情報をきちんと得ることが必要だと思います。
・卵巣機能抑制+エキゼメスタン(EX)(:アロマシン閉経後の薬)の治療。
これが日本では保険が認められていません。
とても若くして乳がんとなると、卵巣機能抑制(ゾラデックスとか)に閉経後ではありませんが、閉経後の薬を使うというもののようですが、理にかなっているようにも思います。
この是非はいかがでしょうか?
もしもこの方が効果があるのでしたら、保険適用とすることもいいのではないかと思いました。
タモキシヘンについての取り扱いはどちらにも(閉経後でもそうでなくとも)効果があるようです。
先日は80才を越えた方の参加もあり、(明らかに閉経後)、私は先日タモキシヘンに変えられたがどうしてなんだろう?という質問がありました。
主治医の先生はその方にとって有効と判断したのではないかと思いますが、きちんと説明をしていただいて納得して頂きたいと思いました。
患者は質問することも時には、ためらったりします。
これは聞いていいのだろうか???
こんなことを聞いたら失礼に当たらないか。。。とか。
私はそう言うとき、勉強会で聞いたということをおっしゃってください、と言います。
保険が効かないは、混合診療に関係してきますね。。。
それでなくとも、効果があるときは保険適用としてもよろしいんじゃないでしょうか???
ほれば掘ったぶんだけ問題が出て来ます。
*オンコタイプDX(将来のリスクを知る)を適用するにはある程度の早期発見が必要のようです。
文責:古山惠子
私は西洋医学を学びながら
もしかして。。。右を生きてきたんだろうか。。。???と思うこの頃。
初めて主治医の前に座った時、間に合った。。。と感じた感覚の謎が解けるかな~。。。(^^)
思うに人工知能(AI)は使い方によって
いかようにも使えるんですね。。。右向けたり左向けたり人を取り替えたり、そう言うものに振り回されながら生きなくてはいけない世の中なんでしょうか?